井口まみ
井口まみ井口まみ

「治水」について学びました

2019年9月、豪雨による多摩川の増水で川崎市内の各地で浸水被害がありました。この時に多摩区で安全な多摩川にすべきと立ち上がったのが「多摩川と周辺の環境を考える多摩川の会(多摩川の会)」です。以来毎月のように学習会や現地見学会で川の安全を考えてきましたが、5月23日は河川工学が専門の梶原健嗣さん(愛国学園大学教授)から、「いま求められる治水とは何か」という、大変興味深い学習会を行い、参加しました。

利根川などで具体的に水害をどう防ぐのかと研究をされていて、国の方針も詳しく話して下さいました。整備計画では最大降雨量を増やしているけど、結局、ダムで上の方に貯めて、川の流せる量を増やすというこれまでの対策と変わらない。水害が防げる対策ではないのではないかということでした。国は流域治水という新しい言葉を出していたので期待したのですが、違った。

水害対策は何をすべきかを明確にすることが必要だと言われました。まず命を守ること。豪雨で一番命を落とすのは土砂災害でした。避難所の関連死も問題です。停電により自宅は無事でもエアコンが止まって夏暮らせないことも。こうして具体的な対策をするべきと言われました。信じられない雨が降る時代になり、考えることがたくさんあると改めて思っ学習会でした。