神戸市と兵庫県の視察を行いました
6月29日と30日、日本共産党川崎市議会議員団で、神戸市と兵庫県の施策を勉強にきました。台風のあとの暑い2日間。いつも視察で思うのは、やはり百聞は一見にしかず、です。
神戸市では、五項目。
・学童保育の夏休みのお弁当の提供について。そもそも神戸市の学童保育は中学校区ごとにある児童館を中心に公設で200ヶ所以上あり、全入を貫いているため、待機児童がいない!夏休みには市と提携している弁当業者が500円前後で保護者のスマホから注文して配食する制度を構築しています。全員が利用しているのではないのですが、私の親戚の子は、おいしい!と食べています。
・市内企業に就職する若者への住宅手当補助。以前は奨学金返済支援制度だったものをリニューアルし、40歳までの若い人が市内の中小企業に就職したら、1年間に12万円、会社の住宅手当に補助をいれて本人の家賃負担を減らすもの。本人の税金や社会保険料に影響しないよう、よく考えられています。住宅手当を出している企業の負担減にはならないのですが、それでももっと対象を増やして欲しいと言われるそうです。それくらい若い人材がほしいのですね。
・水素サプライチェーン構築事業は、前々から聞きたかったもの。臨海部を使って、オーストラリアから水素を運ぶ船、貯蔵するタンク、実際に使うステーションを日本で初めて並べて実証実験用に整備しました。が、実証実験はすでに終わり、そのあとの発展がないのだそうです。オーストラリアでは水素を量産する工場はできず、日本で作った船も動いていません。タンクは空で、どんなふうに風化していくか、の検証をしているのだそうです。
・木陰プロジェクト!異常気象が常態化しているという危機感から、木陰をいっぱい作ることも市の役割だと、街の中心部の街路樹を大きく育てて、木陰を作ろうと、担当者は全力を上げています。感心したのは、歩道を掘り返して、根が伸びる空間を作ることで、木の成長を守る路線を作ったこと。落ち葉の問題も、包括外部委託で解決する路線もあるそうです。
・屋内大型児童センター「こべっこランド」は現地を見せていただきました。川崎市もどこかの公園に屋内で遊べる施設を作ると言っているのですが、どうせ作るなら、これくらい徹底して子どもの成長に寄り添ったものにすべきだと、感心して拝見しました。
そして兵庫県では、
・奨学金返済支援制度が拡充されていました。いまの学生は就職の時に、年間18万円の返済を16年間続けなければならないという統計に基づいて、企業への支援と本人への支援をダブルで行い、条件を最大限活用できれば、ほとんど一円も自己負担なく返済できるというものです。兵庫県で大学を卒業した青年はほとんど東京や大阪に行ってしまう。いかにつなぎ止めるか。もしくは転職組を兵庫に呼び込めるか。今はまだ周知が行き届いていない感じですが、これが知られていったら、人口増えるのではないかと思います。
・県営住宅の学生シェアハウスは、公営住宅の目的外使用の制度を使って、家賃を安くして、大学のまわりの県営住宅で学生の入居をすすめるものです。団地の自治会活動に参加する意欲があればとても安く入れますが、なかなかマッチングが難しそうです。川崎はまず空いていないからなあ。
なんて多彩な勉強ができたことでしょう。川崎市に生かすことはたくさんありました。
空いた時間に神戸港の震災メモリアルパークも見学。個人的にも議員としても何度も震災の爪痕を見てきたことを思い出し、自分の中でも風化してはいけないと改めて思いました。











