大阪での自治体学校でたくさん勉強してきました
7月11日、12日、第68回自治体学校は大阪で開催されました。毎年この時期に、国内の第一級の講師を集めて、その時の情勢と自治体の役割を解き明かすため、できるだけ参加して新しい知識を吸収しようと思っています。今年もちょっと新しい分野で勉強して大変刺激を受けてきました。
自治体問題研究所の中山徹理事長の基調報告は、いまの危機的な情勢を見事にひとまとめに語りながら(このまま学習会で語れる!)、希望をたくさん語ってくれました。確かに次々と生まれる非自民の首長!中山さんはなぜこんなに国民の暮らしが行き詰まっているか、一言で解き明かしました。「給料が上がらず、社会保障費はどんどん上がり、物価高に無策。これを放置して、どんなに街の中を開発してタワマンを作っても絶対に賑わいなど生まれない」。そうだ!くらしをあたためないかぎり、まちづくりなどまやかしだ!
そしてもう一つ。市民が市政に不満をもつときはいつか。それは民主的に情報が公開されない時だ。その時不満は怒りになる。反対に言えば、ちゃんと情報が適切な時にすべて公開されていれば、結果として要求が全部叶わなくても、ある程度受け入れることができる。要旨そんな感じの話に、これも納得。これは市民を信頼するということですよね。杉並区も清瀬市も苦労されていますが、市民を信頼して話し合いをすることが打開の道ですよね。とにかく投票率を上げることが勝利の方程式だと言われました。
ピースボートの畠山澄子さんのお話は、若い感性はこんなに広い視野を持って行動する力になるんだと、ほんとに感心しました。これからの時代はこんなしなやかな感性を持つ人たちが先頭に立っていくのでしょうね。
翌日は1日かけて、地方自治体の憲法的役割を学ぶ講座。今の時代は、どんどん戦前に帰っていくようで、事実を並べると、自治を破壊する方向ばかりに見えます。根本的な理念や法律に立ち戻り、押し返そうという話です。けっこう難しかったですが、具体的な事例が多かったので、ついていけました。戦争の下請機関にさせられた戦前を繰り返してはならないと思いました。
全体会の会場だった大阪中央公会堂は、歴史的建造物で、建物の中も歴史を感じさせるつくり。自分が座っている椅子も重要文化財なのだそうです。思わずそっと座りました。









