井口まみ
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水道料金値上げ案の詳細が明らかに。やっぱり駄目です

来年4月から行う予定の、川崎市の水道料金の値上げ案の詳細が明らかになりました。「子育て世帯などに配慮した」と言われましたが、かなりの値上げには変わりがなく、やはりこれはやってはだめだと改めて思いました。

料金全体の値上げ率は、現行料金比で22%にします。ただし来年度1年間は激変緩和のため11%にします。下水道使用料は2028年度以降に改定することになりました。ということは水道料金が22%になるときに一緒に下水道も値上げになるかも。

議案の資料のなかに、実際にどのくらい値上げになるかというシミュレーションがついています。子育て世帯がどのくらい使っているか、市として詳細なデータを持っているわけではないので、大体このくらい、というものですが、月に21㎥使う3人世帯で来年度は月155円値上げ、翌年度は今と比べて424円値上げで、これが16・8%になります。年間5088円増です。24㎥だと、来年度は月168円、翌年度は499円、15・9%の値上げで、年間5988円増になってしまいます。それでも22%よりは少ないから「配慮した」ということになります。

若い人も高齢者も単身世帯が増えています。月7㎥使っている人は、来年度は138円増、翌年度は210円増で、値上げ率は36・0%になります。また、中小業者や病院、学校などの値上げ率のほうが大規模事業所よりも高く、25%などとなっています。困る人たちはほかにもいるわけです。

市民の暮らしに配慮したのは、市民から強い声が上がったからです。署名も1500を超えて提出され、さらに集まっています。それがこの値上げ幅の圧縮になりました。でも、やっぱり上げるんだ。大企業には上げ幅を小さくしてあげて、一人くらしの高齢者や若者にはしわ寄せが行きます。

値上げの理由は第1に老朽化対策や耐震管への更新です。それはどうしても必要です。でも市民の負担で賄おうとするのは、筋が違うのではないでしょうか。これらは2,3年で終わるものではありません。また数年後にも値上げが待っています。命の水をそんな風に次々と値上げしていいのでしょうか。

おりしもこの議会は決算議会で、昨年度の川崎市の決算はまた大幅な黒字でした。75億円も貯金しました。その中から出せば値上げしなくてもいいのです。そういう声をさらに上げていきたいと思います。

写真は7月に登戸駅で宣伝したときのもの。誤字があるけどまだ出番がありそうです。