プロフィール
市民と力あわせ
福祉とくらし優先の市政に
こんにちは 井口まみです
市議会に送っていただいて5期20年、現在6期目となります。
これまでも本当にたくさんの問題を取り上げてきました、すぐ解決することもあれば、なかなか難しい課題もあります。しかし、私はどんな問題も市民の皆さんが願っている限り、あきらめないで実現するまで取り組んでいきたいと思います。 ひきつづき、全力でがんばります。
略歴
1961年長野県岡谷市生まれ。長野県立諏訪二葉高校卒。愛知県立大学外国語学部に学ぶ。日本共産党国会議員秘書8年。
2003年川崎市議会議員初当選。以来6期連続当選。
現在、市議会環境委員会(環境局、港湾局、上下水道局、交通局)委員、川崎港港湾審議会委員。市議団副団長
多摩区菅馬場在住。家族は夫、1女。
一人ひとりのいのちを大切にする政治を
熱血対談 井口まみ×梅垣美香
井口議員は、子育てをしながら議員活動をしてきました。保育園・学童保育時代のママ友の梅垣美香さんと、久しぶりに暮らしや政治について、熱く語り合いました。
「学童保育なくすな」と署名運動
梅垣美香:お久しぶりです。いま、子どもたちはみんな成人してほっとしています。こうしておしゃべりしていると保育園時代を思い出しますね。
井口まみ:ほんとだね。私も梅垣さんも、仕事と子育ての両立には苦労しましたよね。私は、まず認可保育園に入れず、1年間、登戸の無認可保育所へ片道30分かけて通園しました。1歳の時に、菅にある認可保育園に入って、梅垣さんたちに出会ったんだよね。「一人ぼっちのお母さんをなくそう」って、父母会活動にがんばりました。
何と言っても思い出すのは、学童保育の補助金が廃止されたときの撤回運動ですね。
梅垣:そうそう、「廃止はやめろ」の署名を2万筆集めました。結局、学童保育が廃止されて悔しい思いをしました。
住民の願いに心よせる共産党
梅垣:ところで、井口さんはどうして共産党に?
井口:私が大学入学して早々、学費値上げが提案されて、値上げがされたら学業に励むことができないと反対の署名活動に取り組みました。学費値上げに反対した政党は共産党だけで、信頼できる党だと思い、入党しました。28歳の時に共産党の国会議員団秘書になり8年間、共産党の議員が国民の命と暮らしに心を寄せてがんばっている姿を見てきました。
梅垣:だから、井口さんは住民の願いにこだわるのですね。多摩区に暮らすようになったのは?
井口:私は、長野県岡谷市という、目の前は諏訪湖、富士山と八ヶ岳というところで育ちました。結婚して東京に来たのですが、豊かな緑、そして山々が見えて癒される場所に住みたいと思ったら、多摩区でした。ですから緑を守りたいという相談があると力が入りますね。
障がい者福祉に予算を
梅垣:私は障がい者福祉の運動団体で働いていますが、障がい者への支援が切実に求められています。
井口:私はいま、共産党川崎市会議員団の障がい者問題チームの一員として、障がい者団体と懇談したり、現場を視察しています。その なかで障がい者と家族の皆さんの願いを一つひとつ届けています。
例えば障がい者作業所は午後4時前に作業を終わります。「家族が帰ってくるまで、作業所で一時預かりしてほしい」という請願が議会に提出され、採択されて、2018年4月から市の独自の制度ができました。また、川崎市は、養護学校高等部を卒業したあと、どんなに障がいが重くても進路があるように、福祉的就労を保障しています。こうした施策のために、予算を増やすよう求め続けていますが、どれもほんとうに切実な願いです。
梅垣:障がいが重くても仕事ができることは大事です。私の妹は知的障がいがありますが元気に作業所に通っています。最近グループホームで暮らすようになり、携帯メールも使えるようになりました。
一人ひとりが その人らしく生きる社会に
井口:障がいがあっても支援を受けて自分らしく生きられるっていいですね。私が障がい者の皆さんに向き合って実感しているのは、政治がすべきことは「一人ひとりがその人らしく生きられる」という根本的な問題、憲法13条を生かす社会にすることです。そのためには、国も川崎市も支援の制度をつくり、福祉の予算をきちんとつけることが政治の責任だと思います。ところが安倍内閣も福田市政も逆に福祉の予算を削っている。
梅垣:親自身が、障がい者の支援はずっと「親の責任」と言われ続けて、いつまでたっても家族の負担が大きいままです。政治が変われば親御さん自身が「私の人生は私のもの。この子の人生もこの子のもの」って思えるようになりますね。そういう社会にできるといいですね。
井口:市民一人ひとりの命を大切にすることが政治の仕事なんですよね。障がい者はもちろん、子どもたちも若者も高齢者も大切にされる川崎にするために、私も議会でがんばります。
梅垣:ぜひがんばってください。