第41回野外パーティーは大盛況でした
41年目も好天でした。一度も雨が降ったことがない11月23日。今年はあたたかくて日差したっぷり。このあたたかさに誘われて、たいへんな人出となりました。実行委員会は今年の野外パーティーの参加者は4000人と発表しました。もっといたんじゃないかなあと思っています。
子どもづれが多いのが特徴です。「ポニーに乗ろう!」「わたあめが食べたい」「ひとみ座がはじまるよ」「あの地震の車に乗りたい」…。あちこちで子どもたちの声が響きます。どこに行っても子供たちの列でいっぱい。片づけを始めたら「べっこうあめが食べられなかった」と泣いている子もいました。地元でいちにち家族で楽しめる場を提供できる、野外パーティーをやっていて本当によかったと思える瞬間です。
食べるものもあっという間になくなってしまいました。こちらも行列ばかり。間に合わなかった皆さん。本当にごめんなさい。チヂミに焼き鳥、うどんに焼そば、餅は70キロもついたのに、私もうろうろしていたらついにどれも食べられませんでした。
舞台では、「原発なくそう」と歌うグループが2つも出演。大きな拍手を呼んでいました。今の私たちの気持ちをそのまま歌にしてくれている!という感じ。「廃炉!はいろ!ハイロ」と叫ぶ、その名も「廃炉」という歌は、何度聞いてもスカッとします。
和太鼓の演奏を楽しみにしてきた小学生の女の子は、リズムに合わせて体が動いていました。終わりに「部員を募集しています。いつでも見学にどうぞ」といっているのを聞いて、「見学していいって。お母さん、やりたい!」とたちあがりました。地域の民謡のサークルのみなさんは、「すげ音頭」という、地元の方が作った歌で踊ってくれました。「すげはよいとこ楽しい町ね。あなたとつくろう住みよい町に」と歌い踊る、なんて野外パーティーにふさわしい音頭でしょう。地域で地道に活動されている文化団体のみなさんが、大勢の人たちの前で日ごろの練習の成果を発揮できる場としても、この野外パーティーは定着してきました。
私たち議員も舞台からごあいさつをさせていただきました。いっせい地方選挙後初めての野外パーティーなので、多摩区で2議席、川崎全市で10議席のお礼を述べると、あちこちから拍手が上がり、「こんなにたくさんの人たちに応援してもらったんだなあ」と改めて感激です。防災と福祉のまちづくりに頑張る決意を述べました。そして、来る衆院選挙の比例候補として活動されているはたの君枝・元参院議員が、「国の悪政をやっつけよう」とあいさつ。いっそう大きな拍手が寄せられ、「今こそ日本共産党の出番」ということがひしひしと感じられました。
本当に楽しい1日でした。また来年も楽しみにしていてください。