この憲法を守ろう!その声を強く大きく
明日は憲法記念日。どのニュースもどの新聞も「憲法を変えるべきか」という特集を延々とやっています。自民党、とりわけ安倍首相の憲法論議はあまりにもお粗末で、これが政治の中枢にいる人たちの言葉などとは信じられない状況ですが、それをただ垂れ流すマスコミにもへきえきとしています。学校でもまともに憲法の真髄をおしえないなかで、このままでは、あの戦争の真剣な反省の上に作られた、世界に誇る憲法の精神がうけつがれなくなる、と真剣に心配しています。
そういうなかで、多摩区では「5・3 憲法祭りとピースパレード」が計画されており、今日はその前夜祭が開かれ、私も参加しました。福島の子どもたちを支援している人や近代史の研究家、高校の先生、そしてお寺の和尚さんが、全く違う角度から憲法を守る意義を語り、日本国憲法の豊かさ、厚みがよくわかりました。
登戸の長念寺では、毎年9月9日午前9時9分に「平和の鐘」をついています。その和尚さんが「日本の憲法は国のものさしです。足かせと感じているのは政治家であって、国民にとっては何の不都合もない。だから国民から改正の声など上がっていない」。そのとおりです。
9条の会が素敵なクリアファイルを売っていました。憲法の全文が印刷されています。日弁連が作ったそうです。憲法を毎日持ち歩ける、これはいい、とさっそく手に入れました。
この憲法はすべて守らなければいけない。ほんとにそう思います。