「ありのままに みんな一緒に」というイベントにて
川崎市の多摩区麻生区で障がい者施設を運営する法人が共催で、「ありのままに みんな一緒に」というイベントを開催しました。時間がなくてほんの一部ですが、観に行きました。
会場に入ったらちょうど「当事者からのメッセージ」というコーナーで、習っているカラオケを披露する人、毎日の様子や思っていることを発表する人など、900席の大ホールの大きな舞台でみんな堂々と発表していました。私もまわりも一人ひとりに惜しみなく拍手。
私のイチオシはなんと言ってもThe Volcano(ボルケーノ)!なごみ福祉会の療育相談から生まれたラテンバンドです。一人ひとりの楽しそうなこと!時間がなくて2曲しか聞けず、ホントに残念。
精神障がいをもつ青年がAKBの替え歌で、就労支援のたいへんさを歌いました。コミュニケーション障害があるのに、ただ働けって言われても、と苦しさを、逆にテンポよく歌い、その胸の内がよけいに感じられました。
障がい者と一口で言っても、その人生の中身も、支援の仕方も全員がそれぞれ違います。ちゃんと手が届いたとき、こんなはじけるような笑顔でその才能を生かした時間を過ごすことができる。それをどの人にもできる社会か。悲しい思いをさせていないか。こうしたイベントに参加するたびに突きつけられています。