井口まみ
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「戦争するな」の声をあげよう

DSC_00884年間の任期最後の議会が終わり、いよいよ選挙に向かって走り出しています。毎日、宣伝カーで政策を訴えています。20日は、塩田よしおさんといっしょに大きな団地で訴えました。

私はいま、もちろん川崎市政を、市民の暮らし本位に転換することを訴えています。市民の暮らしに何の役にもたたない、巨大な橋に1千億円もかけるむだづかいをやめて子どもたちの医療費の無料化や高齢者の介護保険料のひきさげに、生田浄水場の存続に使うべきだ、としっかり述べたあと、やっぱりこの話は絶対はずせないというおもいで、次のことを訴えています。

今度のいっせい地方選挙は、国の政治にとってもとても重要です。安倍首相は、この選挙が終わったら5月に、日本がついに戦争ができるようにする法律案を国会に提出します。すでに自民党と公明党はその案文の協議を終えています。みなさん、戦後70年の節目の年に、日本画戦争をできるようにする、そんな法律を絶対に作らせてはなりません。国民はそんなことを望んでいないということを日本共産党の躍進で、はっきりとあらわそうではありませんか。

このことを話すと、うなずいてとおっていく人、頭を下げてくれる人など、あきらかに大きな反応があります。戦争をするということがどんなに不幸なことか、私たちの世代は、父や母たちから聞いたことを、憲法とともに、次の世代に伝えなければなりません。

生田9条の会21日、生田9条の会が、結成9周年記念講演会を開催し、早稲田大学の水島朝穂氏が講演を行いました。「それぞれの国の憲法には、それぞれの国の歴史が反映している。その国の歴史の中で最も反省しなければならないことを、それを繰り返さないようにしっかりと書き込んでいる。日本は戦争をしたことだ。そして拷問までして思想を弾圧し、戦争への道を国民に強制したことを強く反省し規制している。権力を持っているものの手を縛らなければならない、と規定している。安倍首相がやろうとしていることは、まさに、憲法に書き込んだ最大の反省を無視するものだ」と喝破しました。たくさんの方が参加され、そうだ、武力行使はぜったいにやらせない。その決意がみなぎった後援会に身を置いて、あらためて、このいっせい地方選挙の意義をかみしめました。