長沢浄水場を視察しました
市議会環境委員会で、長沢浄水場を視察しました。この3月に大規模な改修工事が終わり、新しい施設を見るのです。私は3月の完成式典で見せていただいたので、2回目です。
人口減があきらかになり、節水が徹底する中で、水がいらなくなっています。川崎市は大きすぎる施設を小さくするダウンサイジングに全国に先駆けて取り組み(これはすごいことらしい)、その集大成がこの長沢浄水場の施設改修であり、生田浄水場の廃止でした。長沢浄水場そのものは太陽光発電で場内で使用する電力の2割、ピーク時には5割を賄えるようにし、使う薬剤も極力少なくできる方式を採用していて、もともと相模湖から臨海部の先まで電力をほとんど使わない自然流下の仕組みと相まって、エコでコンパクトな浄水場になりました。耐震化も強化され、仙台や熊本を見ても、耐震化された浄水場はすぐ使えるので、安心さも増しました。
生田浄水場を残せと論戦して7年。水はどこから来て、どうやって家庭に配られるのか。どんな努力や工夫があるのか、いっぱい勉強しました。川崎の水道局の職員が安全で安い水道水を市民に供給するために、いろんな努力を…されていることも知りました。わたしはいまや、♡川崎の水!です。でも、仕組みを知れば知るほど、浄水場が長沢ひとつではなく、リスク分散のためにもうひとつあるべき、と改めて思います。市民の皆さんにこの長沢浄水場を見てもらい、議論できたらいいな、と思います。
それにしても、3月の完成式典は雨は降るしものすごく寒くて、たいへんだったし、今日はビシャビシャの雨だし、誰だ、行いの悪いのは!と言おうと思ったけど、今年度の環境委員で昨年度からの引き続きはわたしだけだったから、黙っていました。