第68回稲田つつみ寄席、今回も楽しかった~!
今年もやってきました、稲田つつみ寄席。今回も楽しい時間を過ごしました。
前座さんは春風亭べん橋さん。まだ21歳ですって。「狸鯉」を熱演です。子狸が助けてくれた恩返しに「何にでも化けます」というので、出産祝い品の鯉に化けてもらって親方の家に持って行きますが…。稲田つつみ寄席には初出演。これからもっともっと頑張ってほしいです。
二つ目の立川吉幸さんは、つつみ寄席には初めてですが、いよいよ来年真打昇進が決まっている実力派です。ネタは「試し酒」。5升の酒を飲んだら小遣いをもらえると言われたおじさん、ぐびっ、ぐびっ、ぐびっ。その飲む姿が実にうまい!!あとの打ち上げで教えてもらったのですが、これはイギリス人で落語家になった初代快楽亭ブラックが、明治の後期にイギリスの笑い話を日本で落語にしたのだと言われているそうです。明治にできたのは「新作落語」なんですって。
色物は太神楽の鏡味よし乃さん。3回目の出演です。うちの娘と同じ年だから26歳になったのかな。最初に来てくれた時は21歳でした。場所が狭いので、できる芸が限られているのですが、新しい芸が増えているようで、なんだか自分の子どものようにうれしい。
トリは春風亭傳枝師匠。つつみ寄席には5回目の出演です。以前のこともとてもよく覚えてくれていました。ネタは「長命」。艶話ですが、ぜんぜんいやらしくなく、最後のオチ、「ああ俺は長命だ」が笑える!
さて、いつも始まる前に、主催者を代表してひとことご挨拶をさせていただいています。今日は言いたいことがたくさんありました。
先日、志の輔の落語を聞きに行きました。それはおもしろかったのですが、有楽町まで行って、5500円のチケットを買って座れた席は、2階の上~の方。志の輔は豆粒のようでした。2000円でこんなに近くで見られて、福引まであって、稲田つつみ寄席って、ほんとにいいなあ、とつくづく思ったこと。その寄席をつづけるために会員になってくださいとお願いしました。
そしてこれまでは多摩区の北半分の方たちを主にお誘いしてきましたが、これからは共産党の多摩区後援会が主催者として加わることになり、多摩区全体にお知らせすることになりました。なので、私と赤石ひろ子さんがPRの先頭に立ちます、とお披露目しました。
1年後は第70回の節目。しっかりと続けていきたいと思います。