井口まみ
井口まみ井口まみ

神奈川県内広域水道企業団議会に初出席、初質問でした

294682058_2135054246676492_4516729458600960397_n7月22日、神奈川県内広域水道企業団の7月臨時議会が開かれ、いよいよ初出席です。さっそく質問の機会もあり、準備を重ねてきました。共産党の議席は9年ぶり。水道をめぐる情勢はこの9年間で大きく変わり、正さなければならないことはたくさんあります。

行ってみれば、誰一人援軍のいない、全くのアウェイ。20年前はじめて与えられた議席に座った時のことを思い出しました。とにかく粗相のないよう、お伺いするのが精一杯でした。

しかし問題点はさっそく見えてきました。企業団は横浜や横須賀が持っている浄水場をなくす計画を着々とすすめているのですが、それぞれの自治体とそういう合意文書を交わしているわけではないことがわかりました。浄水場の統廃合は正式な決定ではない、といいます。ところが質問を変えていくと、非公開の会議では各自治体と合意し、決定しているというのです。おそらく横浜や横須賀の市民は知らないまま、話が進んでいます。企業団議会は、構成団体の議会から選出されてきます。議会に来ていれば自分の自治体の浄水場がなくなる相談をしていることは知っているはずです。そしてそれが、市議会では報告されていないことも。命の水がどうなるのか、無関心でいることは許されません。

議会に、共産党の議員がいるといないでは、ものすごく違うということを、今日だけでも実感しました。これは徹底的に暴いていかなければと思います。

それもう一つ。コロナで何人か欠席の議員や職員がいましたが、まあ、20人以上の人が本会議場にいました。私以外全部男性で、こういうシーンは久しぶり。川崎の議員以外誰も知らないし、いっそうのアウェイ感でした。

6月末にこの企業団議会議員に川崎市議会でえらばれてからというもの、たくさんの方に教えを請い、助けていただきました。これから1年間、さらに勉強させていただくことになっています。あらためて水道の大事さ、それをしっかり守る議会の役割、住民の皆さんの運動の大事さを痛感しています。これは命にかかわる問題です。全国で、民営化や広域化がごり押しされ、安くて安全でおいしい水を手に入れることが難しくなっています。神奈川と川崎からのろしを上げていきたいと思います。