井口まみ
井口まみ井口まみ

市民の願いにだれがこたえるのか

今日で、3月議会が終わります。1年間の予算を決める、ということは、市政全体がどういう方向を向くかということを決めるのが3月議会。1か月以上、いろいろな場面で市民の願いを届ける仕事ができました。

最後に今日の本会議で、国への意見書の案を、私たちはもちろん、各会派が何本も提出しました。どれにだれが賛成し、反対したか。12月議会のときも、このホームページに載せたら大変反響がありましたが、今回もなかなか面白い構図になりました。

○「国会議員の政治倫理の更なる向上及び政治資金規正法の制裁強化を求める意見書」…賛成 自民、公明、共産、ネット、無所属 反対 民主
採択、国に提出

○「子供手当の財源の全額国庫負担等を求める意見書」…賛成 自民、公明、共産、ネット、無所属 反対 民主
採択、国に提出

○「介護保険制度の抜本的な基盤整備を求める意見書」…賛成 自民、公明、共産、ネット、無所属 反対 民主
採択、国に提出

○「国民健康保険に対する国庫負担の見直し・増額を求める意見書」…賛成 自民、公明、共産、ネット、無所属 反対 民主
採択、国に提出

○「高校無償化制度の拡充を求める意見書」…賛成 共産、ネット、無所属 反対 民主、自民、公明
不採択

○「労働者派遣法の早期抜本改正を求める意見書」…賛成 共産、ネット、無所属 反対 民主、自民、公明
不採択

○核密約の認定及び廃棄による『非核3原則』の厳格な実施等を求める意見書」…賛成 共産、無所属 反対 民主、自民、公明、ネット
不採択

「介護保険制度の不備で特養ホームが足りない。国庫負担をひきあげよ」と壇上で主張する自民党の姿に、市民のたたかいがあれば政治というのは変わっていくのだなあと、実感しました。