井口まみ
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地元の小学校の創立150周年記念式典に参加しました

地元の菅小学校が創立150周年を迎え、11月9日に記念式典がありました。一年以上前から企画を考え、子どもたちも春からシナリオをつくり、練習して、1年生から6年生まで、ほんとに感動的な発表が次々と。校長先生がオープニングでマツケンサンバならぬ菅小サンバを子どもたちと踊ったのには、びっくりでした。

明治5年に学制が敷かれ、全国一斉に今の小学校の前身ができます。なのでこの2年間で150周年を祝う学校がけっこうあります。お寺に地域の人が寄進して先生を置いたというのが多く、当時の明治政府は財政負担はしなかったと言われています。それでも新しい時代を作る世代のためにと、日本中が燃えていたのでしょう。

150年は長い。私の母校、長野県の岡谷小学校も、私が6年生の時に100周年で、お祝いしたのを覚えています。だから今年150年のはずでしたが、10年ほど前、校舎の地盤が地震に耐えられないからと、廃校になってしまいました。祖父の代からの卒業生でしたから、今日の子どもたちが、何ともうらやましかった。さまざまな荒波を乗り越えての150年なんですね。

みんなが今日発表した、菅小や菅という地域、川崎市への愛着は、忘れられない思いとして残るんだろうと思います。50年前の私がそうであったように。

暑くなくなったので、ようやく着物にしました。あまりに久しぶりでうまくいかなかった。