井口まみ
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12月議会一般質問 小学生の登下校の安全を守れ

12月議会一般質問 小学生の登下校の安全を守れ12月21日、川崎市議会一般質問で、日本共産党の井口まみ市議(多摩区選出)は、小学生の放課後の交通安全を担う「地域交通安全員」についてとりあげました。

これまで神奈川県は「学童等交通誘導員」という制度で、朝一時間、放課後四時間、危険な交差点や踏切で小学生が安全に登下校できるよう人を配置してきました。長い人では二〇年以上、子どもたちの名前も覚えて地域の中で親しまれていましたが、この制度を今年度で終了します。川崎市はその危険な交差点などに、教育委員会が「地域交通安全員」を配置することで安全を守るとしています。

しかし、地域交通安全員は、朝一時間、午後一時間半のみであり、そのため報酬も低いので、なかなか人が決まらず、学童等交通誘導員がいなくなる地点に必ず配置できるかわかりません。

井口市議は、「五時間立つことが子どもたちの安全を守り、長く働き続ける保証だった。教育委員会所管になっても五時間にするべき」と迫りましたが、木場田文夫教育長は「朝一時間、午後一時間半としている」と述べるにとどまりましたが、三月で退職になる学童等交通誘導員に、引き続きその場所で地域交通安全員として働いてもらうようお願いすることを明らかにしました。

井口市議はそのほか、中野島の浸水対策、菅中学校のプールの改築、南生田小学校の教室不足とトイレの改修、盛り土の安全対策についてとりあげました。