ゲートボール大会でした
日本共産党の後援会が実行委員会と共催でゲートボール大会を開催しています。年2回開催で、今日は54回目。天気予報は雨だったのですが、何とか閉会式まで天気は持ちました。皆さんの日ごろの行いの成果です。
「ゲートボールはほんとに楽しい」と83歳の女性が話しかけてきました。「夫が36歳で、6歳と3歳の子どもを置いて亡くなって50年。ほんとにたいへんだった。今が一番幸せ」とぽつっと語ります。昨年から参加していただいているチームからは、「90歳の人も来ているんだけど、公園の使い勝手が悪い」との訴えが。「誰にお願いすればいいのかもわからなかった」というので、お手伝いすることにしました。特に賞金もないし、上の大会があるわけでもないので、勝負は二の次。一日楽しんでもらえればいいし、私はこういう機会に皆さんとおしゃべりするのが楽しみです。
毎回、1位から3位までのチームにメダルを贈り、最高齢の男女お二人(前回までにもらった人を除いて)に敢闘賞の盾をお贈りしています。消費税が8%になり、予算の関係でどれもひとまわり小さいものになりました。「私が悪いんじゃなくて、消費税を上げたほうが悪いんだから、ご勘弁を」と言ったら、「そうよそうよ。年金も下がって、そのうえ10%なんて冗談じゃないわ」との声も上がりました。
一番苦しい時代に働きづめだった世代です。せめて老後は何の苦労もなく暮らしてもらうのが政治の責任ではないかと思うのですが、あまりにも冷たい今の社会。一日くらいそういう日をプレゼントできるのがうれしいし、こんな社会を変えようと思っている人間がいることを知ってもらうだけでもいいかな、と思っています。それにしてもゲートボールの試合は、知的で難しい。何年観戦しても覚えられません。