憲法守れと生田緑地にパレード
2007,05,03, Thursday
今日は憲法が施行されて60周年の誕生日。全国で憲法を守ろうとさまざまな行動が行われましたが、ここ川崎の多摩区でも集会とパレードがありました。
この日に多摩区でパレードが行われたのは初めて!なんと170人も集まりました。思い思いのプラカードや横断幕、デコレーションをもって、さわやかな五月晴れにさそわれてにぎわっている生田緑地まで。商店街の沿道から、たくさんの人たちの注目を浴びました。
新聞の世論調査では、改憲と護憲が拮抗しているといわれています。しかし、憲法九条を変えて戦争をすることができる国にすることの賛否をまともに問うていない、と思います。とりわけ、改憲をいそぎ、いま国会で問題になっている、国民投票法案=改憲手続き法案を無理やり押し通そうとしている勢力の狙いがどこにあるのか、国民がきちんと情報を得て、きちんと判断ができているのかということに、私は危惧を感じています。そういうとき、近所に住んでいる人たちがこうして集まって、市民にアピールすることは大きな意義があると思います。このパレードを見て、「なぜそういう主張をするんだろう」とまず一歩考えてくれたら、と思います。そして、「自分も今の憲法がいい」ということを認識して、動くきっかけになればいいなあ、と思います。
なによりも、九条を守ろうと声をかければこんなに集まってくる人がいる。そのことが未来への希望を感じさせます。大丈夫。がんばろう。みんなでそう思いあったパレードでした。