5万人が「戦争法廃止!憲法守れ」
5月3日、憲法記念日。東京・有明防災公園に5万人が集まりました。「戦争法阻止」「憲法守れ」「安倍政権退陣」の色とりどりのプラカードが5月のさわやかな風にゆれうごき、歓声が怒涛のように空気を揺るがしました。
100歳のジャーナリストのむのたけじさんは「従軍記者として戦地に行き、死にたくなければ相手を殺す、という心境になった」と実感を語りました。一路戦争への道をひた走る安倍政治の恐ろしさを語りながら、各界の代表がくちぐちに、「しかしこれだけの人が集まり声をあげている。希望はある」と語りました。
ひときわ歓声が上がったのが、4野党のすべての党首、民主党の岡田代表、共産党の志位委員長、社民党の吉田党首、生活の党の小沢代表が登壇し、手をつないでアピールした時です。参議院選挙で戦争推進勢力を必ず少数に、とどの党首も言及したことは、安倍政治を追い詰める道が開けていることを示すものでした。写真は小さくてわからないですね。着くのが遅くてずっと後ろのほうにいたものですから。
志位委員長はツイッターで「この数十年で最高の人々が集まった」と書きました。そんなにすごい人だったんだ。いま、国会前に行っても、こうした集会に参加しても、歴史的な規模、歴史的な人々の集まりになっていて、ほんとうに新しい歴史を開く瞬間に立っているのだなあと思います。でも社会は人々が意識的に動かさなければ動いていきません。ここで座しているわけにはいかない、と5万人の人の流れを見て、胸にぐっと迫って感じた憲法記念日でした。