井口まみ
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小田急電鉄本社に交渉に行きました―複々線化を早く

IMG_5631「小田急線地下2層化・複々線化をすすめる会」(大村新一郎代表)の皆さんと、畑野君枝衆議院議員といっしょに小田急電鉄本社に交渉に行きました。毎年、いろんな要望をもって行っているのです。勝又光江市会議員、赤石ひろ子市会議員もいっしょです。

IMG_5588この市民団体は、小田急線の向ヶ丘遊園駅から新百合ヶ丘駅までの複々線化を求めて、25年以上活動しています。小田急のあのすさまじい混雑を解消するとともに、街を分断する開かずの踏切をなくすためです。新宿から登戸までは複々線化が完了し、向ヶ丘遊園まではもうすぐできるので、いよいよ新百合ヶ丘まで、国の交通政策審議会の答申が具体化されるところまできています。

昨年は、すすめる会の皆さんが請願署名を市議会に提出し、川崎市は「機は熟している。小田急と検討する」という答弁をしています。どういう検討をしているのか、小田急に直接尋ねました。小田急は「この1年間で4回、川崎市と勉強会を開催した」と答えました。しかし、具体的な内容に踏み込んでおらず、踏切の当面の改善方法などについて話し合っているようでした。

IMG_5607また、各駅にホームドアを設置することや、各駅停車の本数を増やしてほしいこと、開かずの踏切対策なども求めました。ホームドアは10万人以上の乗降客がある駅を優先してこの2、3年で設置する方針であること、各駅停車は6両編成から8両編成にして輸送力を増強していること、急行などが増えて列車の本数が増えているので運行時間を調整して、踏切の遮断時間をなるべく短くしていることなどの答えがありました。

IMG_5627私は、小田急電鉄が快速急行を登戸駅にとめるなど、乗客の声にこたえていることに感謝しつつ、「踏切や各駅停車などのさまざまな要望にこたえるには、新百合ヶ丘まで複々線化にしなければ解決しないことがたくさんある。具体的な検討を始めてほしい」と要望しました。