革新懇で浜矩子さんの講演を聞きました
11月27日、川崎市の北部地域の4つの革新懇が共同で講演会を開催しました。講師は同志社大学の浜矩子先生。歯に物着せぬ小気味良い語り口で、今の世の中をズバッと切ってくれる方ですが、この日の話は思わずホロリとさせられました。わたしはZOOMでの参加で、配信にいろいろ大変さがありましたが、とにかく講演はまともに聞くことができて、とてもよかった。
講演テーマは「自助第一主義政治を打破する〜めざすはもらい泣きの経済社会〜」。もらい泣き⁇
浜さんは安倍前首相を「アホノミクスの大将」、菅首相を「スカノミクス親爺」とこき下ろして、「桜を見る会」だけでも「G oT o国会」「G o T o刑務所」だ!と気焔をあげました。しかし、ただ怒っているだけではダメで「アホでもスカでもない経済政策がなければならない」と問題提起します。
それは菅首相の「自助・共助・公助そして絆」になぞらえ、「公助・公助・公助そして奉仕」だと言い切りました。今こそ政治家は、生活の大変さに涙する目、弱者の声に傾ける耳、助けを求める人に差し伸べる手を持ち、そのもらい泣きする気持ちを熱く持って、政策をたて、実行すべきだと。それはスカにはないものだと。
「すがすがしい、という言葉が使いにくくなったけど、あえて清々しい政治にしようと言おう」という呼びかけに、ほんとにスカッとしました。
もらい泣きなら毎日してます。困った人の声に耳を傾けない市長に毎日怒っています。ようし、この思いを12月議会にぶつけよう!
それにしても、ZOOMとは便利なツールができたものです。もっとこれを使いこなして、いろんなことを学びたいと思います。