女性向けの食糧支援を行いました
23日の日曜日、新日本婦人の会(新婦人)多摩支部が「つながろう ホットスペース」というイベントを行いました。コロナ禍で派遣切りやシフト切りにあって苦しんでいる人の多くが女性であると国も発表していますが、ろくな支援がない。学生だけでなくそうした女性にも支援を、と、食料や日用品を持ち寄って、お渡ししようというのです。
たくさんの品物が集まりました。何か相談があったらその場で聞くために、私もスタンバイしました。
初めてのことで、学生のように対象になりそうな方が固まって住んでいるわけではないので、どこに宣伝したらいいかもよくわからず、会場の周りにチラシを配った程度でした。なので、どっと集まるということはなかったのですが「チラシを見てきました」というご夫婦が日頃のつましい生活を語りながら、「これは普段買えない。ありがたい」と持っていく姿や、学生さんが「バイトもなく、仕送りを増やすこともできない」と、「こんなにいいのですか。うれしい」と繰り返し声をあげている姿を見て、やってよかったなあ、と感動しました。
同じ日、多摩区恒例の学生0円スーパーもおこなわれ、こちらは150人近くが集まったとのこと。前述の学生さんはこの0円スーパーに間に合わず、そこで紹介されて、わざわざきたのでした。私もくらしの相談センターで知り合った女性たちに連絡して、利用してもらいました。
品物やカンパが集まることに、連帯の暖かさを感じ、支援を受ける方々の喜ぶ顔に安堵しますが、こういう支援をしなければならない社会になっているのはなぜなのか。ここをきっちり押さえてもらいたいと思うのです。