中部リハビリテーションセンター付属のスポーツ施設がきれいになりました
川崎市には障がい者のリハビリのための体育館とプールがあります。どれも老朽化し、手を入れるとのことだったので、10年近く、体育館には冷暖房を、プールは屋内の温水に、と求め続けてきました。改修が終わり内覧会がありました。
体育館には冷暖房がつきました。プールは温水にはならなかったものの、ほんとにきれいになり、更衣室がプール専用のバリアフリーとなりました(って、今まではそうでなかった!)。
何より変わったのは、2階のデッドスペースを活用し、ユニバーサルデザインのトレーニングマシンを導入して、あまり運動したことのない障がい者でも、その人に合ったリハビリや運動ができるようにしたことです。そこには資格を持った職員を配置しました。
体育館では、さまざまな障がい者スポーツもできますが、それだけではやれる人しか利用できない。でも、もっとたくさんの障がい者が体を動かす必要も要求もあるはずです。その機会となるような改修だったのでした。このコンセプトこそ、私たちが求めてきたものです。しかも、外部に委託せず、市の直営で運営します。それが良い!
利用したい方は市内に3ヶ所ある、地域リハビリテーションセンターで相談して、自分に合った運動の計画をたててもらうので、まずはそちらで相談を。
ただ、そういうコンセプトであるならば、あまりに小さい。職員も少ないです。その上、場所が実に不便で、中原区井田の、直通バスは1日数本。私たちはもっと気軽に障がい者がスポーツに親しめる場所としての専用スポーツセンターを求めてきました。そういうものになるように、引き続き改善させていきたいと思います。