気候危機打開のためのシンポジウムを開きました
日本共産党川崎市議団がすごいシンポジウムを開催しました。「気候危機の打開に関するシンポジウム」。世界と日本の人類を救う未来を描く、スケールはでかいけど、自分は何ができるか考えられる時間でした。
明日香壽川・東北大教授、飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長、気候アクティビティストのukaさんがそろうなんて「信じられない」ことです。それぞれから最初に一定の話をしていただき、2部で討論していただきました。
一言で言うのはとても無理ですが、私の感想で言うと、明日香先生からは、2050年までに目標を達成することは、雇用と経済成長に大きな貢献ができる。反対派の人たちが言うような、コストが高いとか、経済成長が止まるとか、失業者が増えるとか、そんなことは全部解決している、と強調されました。
飯田さんは、技術は劇的に進歩し「破壊的変化」が起きている。原発や化石燃料にしがみつくのは過去の遺物になっていくのは明らか。未来を展望できる夢のある計画を立てることができ、人間らしい生き方にも結びつくのではないか、と未来を描いてくれました。
ukaさんは、「解決策は次々と出されている。真の力はしみんがもっているので、みんなで手を繋いで、自分を信じて動いていくことが大事」と強調されて、どの方の話も、未来に希望が生まれました。
あとどのくらいCO2を出すことができるか、という「カーボンパジェット」は迫っていて、日本政府のやり方では大変なことになると言う危機感は共通です。でも、生き残る可能性はまだあると言うみなさんのお話が、何より印象的でした。