「新しい戦前」はどうなっているか、学習会に参加しました
国会で安保法制=戦争法が強行採決されたのは2015年9月19日深夜でした。その法案を通してはならないと多摩区の中で運動しようと結成されたのが「戦争法を許さない!多摩区実行委員会」です。いろんな団体、個人が入って、あの時から絶やさず街で宣伝をしたり、学ぶ活動をしてきましたが、2024年になった1月20日、講演会を開きました。
テーマは「軍拡から新しい戦前が始まっている!かつての戦前と新しい戦前はどこが同じでどこが違うか」という、大変興味深いもので、講師はドンピシャの研究をされている、明治大学の山田朗先生です。戦前の軍拡予算は、戦争になってから増えたのではなく、5年後10年後の戦略に沿って増やし、そこから戦争に入っていくことがよくわかりました。その意味では今はまったく同じに見えるが、違うのは憲法のあるなし。市民が知ることもできる。こういう問題はマスコミは正確に報道しないので、研究者の方の知見はを聞くことはほんとに大事だと、改めて思いました。
この実行委員会は、この8年間、毎月19日に戦争反対を掲げて駅前宣伝をずっとやっています。この継続性は必ず生きると思います。