井口まみ
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住宅問題の研修会に参加しました

暑い!なのに忙しい。7月20日の土曜日は11時から登戸で宣伝をやって、その足で秋葉原に来て、住宅団体夏季研修会というところに参加しました。

テーマは「住宅と健康、死亡リスク」。住宅問題を専門にされている研究者が、一万人の高齢者を9年間追いかけて、亡くなった方の居住状況を調べたら、民間賃貸住宅よりも、公営住宅に住んでいる方の方が、死亡率が低いという結論だった、というものです。

主催者の皆さんはこの研究の数字の大切さを認めながらも、現実の問題との乖離などを指摘されて、とても刺激的でした。国や自治体がここから何をするべきかを考えるのが私たちの仕事だと、末席でふんふんと聞いていました。

この研修会に来られる皆さんは「住まいは人権」ということを基本に据えられています。都営住宅やUR住宅などの自治会長さんの報告は、高齢化問題で奮闘されているし、いまの政治がいかに国民の人権を侵害しているかということがありありとわかりました。そしてそれを改善しようと奮闘する学者の皆さんともお知り合いになれました。7月7日に川崎の高齢者向け優良賃貸住宅をとりあげた「噂の東京マガジン」(BS-TBSで放映)が話題になり、「川崎市はおかしい」と励ましていただいて、暑い中、行った甲斐がありました。