井口まみ
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国会で「離婚後共同親権」が成立してしまいました

5月19日、弁護士の方たちから呼びかけをいただき、急きょスタンディングに参加しました。17日の金曜日の民法改悪による「離婚後共同親権」成立に抗議するものです。みんなでプラスター持って、弁護士さんや市民の方、地方議員が次々と訴えました。

共同親権は「家族というのは両親と子どもがいるもの」「子どものことは父親が決定するもの」という、まさに時代遅れの固定概念を押し付け、子どもの選択権を奪うもの。そして、DVや虐待からやっと逃げてきたお母さんに、子どもが18歳になるまで、その相手とずっと連絡を取りあい、子どもの手術も進学もいっしょにハンコを押さないといけなくなるというもの。2人が共同親権を合意しなくても、一方が申し立てれば家庭裁判所が決定するので、よほどの証拠がない限りそんな権利が別居親に与えられるのです。

弁護士さんからたくさんの事例が出されて、いかに危険な法律かわかりました。これから、親権に関する相談が増えるのではないかと思います。法律を元に戻させることが必要です、

この法律のひどさは、参議院本会議での日本共産党の山添拓議員の反対討論でよくわかります。何度も見てしまい何度も泣けた。