井口まみ
井口まみ井口まみ

前川喜平さんの講演に100人近くが集まりました

2月16日、多摩市民館の大会議室はいっぱいになりました。市民館が主催する平和・人権、男女平等推進学習講座の公開講座に、前川喜平・元文部事務次官が来られたのです。

前川さんのお話は、ご自分の経験も踏まえ、いまの教育に必要なのは「子どもを客体でなく主体にする事」、子どもは無条件に宝だと慈しむことだと言います。その具体化が子どもの権利条約であり、日本の憲法は子どもも含めて全ての人権を守ることを政治に求めている。しかし今は、国のために生きる子どもを作ることを求める。その国というのは新自由主義でもうけを最優先にし、国家主義で人権よりも国家を優先する。これは憲法の求める教育ではない!まさにこの講座にふさわしいお話を、2時間ぶっとおしでされました。もう、感動!

これからもこうした企画が続くことを願っています。