台風直撃でした
台風の直撃を受けたのは、私の人生で初めてかもしれません。テレビではよく見ていましたが、実際にそのさなかにいると、ただおろおろしているばかりでした。
この日は市役所で仕事があったので、電車が止まってしまって帰宅困難者になり、結局夜9時過ぎに、台風が去って電車が動き始めてから、やっと帰ることができました。直撃されているときは、ビルの7階にいて、風で建物は揺れるし、窓ガラスはビシビシと音を立てるし、一人でいたら怖いだろうなあ、と身を縮めていました。
翌朝、近所の方から電話があり、近くの二カ領用水の大きなヤナギの木が2本とも倒れているとのこと。あわてて見に行ったら、無残にもこんな状態でした。寒い冬、この木の枝がうっすらと緑色に見えるようになると、少しずつ暖かくなる。そんな目印だったので、ちょっとショックでした。
夜中、茨城ではちょうど台風が通過しているときに地震がありました。高い建物を次々作ったり、山を削って開発したり、多くの計画が昨今の自然災害を想定していないことに本当に危惧を感じます。自然を無視したものを無理やり作らないということを、これからのまちづくりの基本にできないだろうかと思っています。