くらしの相談センター 2周年のつどいは楽しかった
2周年を迎えることができました。たくさんのみなさんのささえのおかげです。心からの感謝を込めて、つどいを開きました。
この日は明治公園で大集会が開かれたり、それぞれの団体の総会があったりといろんな行事が重なっていたにもかかわらず、50人もの参加がありました。相談センターの会は、安い会費で思う存分飲んで楽しんでほしいという思いから、料理はほとんどすべて、スタッフの手づくりと差し入れ。朝早くから、事務所で自慢の腕を振るってもらって、みんなで作りました。お酒も全部差し入れでした。わが相談センターの出し物といえば「相談センターフォービューティーズ」(この日は3人しかいませんでしたが)。たった1曲のレパートリーを披露し、拍手喝さいを浴びました。
相談センターらしく、第1部ではしっかり今の情勢を学ぼうと、今回はハローワークの職員などで構成されている全労働省労働組合の副委員長である河村直樹さんに講演をお願いしました。今の雇用情勢の問題、国はその中で何をしているのか。ハローワークで仕事を探すにはどうしたらいいのかなど、私たちが日々の相談の中でかなりぶつかる大きな問題です。河村さんは履歴書の書き方からハローワークでの仕事の探し方まで詳しく教えてくれるとともに、ハローワークは単に仕事を紹介するだけでなく、その人に最もあった仕事を掘り起こすことも任務であり、親身に寄り添って就職まで支援しなければならないこと、生活保護などにもきちんと結びつけることが必要であることなど、もっともっと私たちも国に求めていかなければならないことがあることを知りました。人減らしの中で本当にたいへんそうですが、国民の側に立って奮闘している組合があることは心強いと思いました。
私はあいさつの中で、センターを支えてくれている皆さんにこころから感謝を述べるとともに、しかし、これからもずっと維持していくためには、もうひとまわりの賛助会員がいないと財政的には苦しいことを訴えました。弱い者いじめの政治が終わるまでセンターの役割は終わりません。政治もよくしていくことがどうしても必要です。たいへんだけど、こうして集まっていただいた皆さんの連帯があればやり遂げられる。そう確信しています。