笹子トンネルを通ったのです
年末年始は3日ほど長野の実家で過ごしました。穏やかなあたかいお正月で、雪もだいぶ融けたのですが、行き帰りは緊張しました。笹子トンネルを通ったのです。
事故の現場検証で、つぎつぎと信じられないことが明らかになっています。吊り手は溶接ではなく仮どめしかしていなかったとか、点検は目視しかやらなかったとか…。もう合理化の影響を否定することはできません。これは高速道路に限ったことではないのではないか。疑惑は次々と浮かんできます。
人減らしをして、手抜きをして、その結果、だれが得をしたのか。はっきりさせなければならない。怒りと不安を持って通った笹子トンネルでした。