井口まみ
井口まみ井口まみ

昨日は芸術祭、今日は保育園。ああいそがしい

市民委員会の委員長になって、それゆえの仕事が増えました。昨日は「川崎・しんゆり芸術祭2010(アルテリッカ新しんゆり)」のオープニングパーティに、今日は、中原区の「ももの里保育園」の竣工式に呼んでいただき、参加しました。

それぞれ、ひとことごあいさつをする機会があり、議会として何ができるのか、何をするべきなのか考えてお話しなければならないということになりました。市民委員会が所管する分野は本当に広く、いろんなことを考えなければなりません。

arteriika

市民・こども局が文化行政を担当しているので、芸術祭も守備範囲です。この「アルテリッカしんゆり」はプログラムを見ると、4月24日から5月9日まで、新百合ヶ丘周辺にある文化施設をフル活用して、35ものステージ、催しをおこないます。それはオペラ、クラシックコンサート、演劇、寄席、大道芸、人形劇、ジャズ、和太鼓と、ほんとに広い!これだけの文化的な資源が川崎にはあるということを堂々と示しています。麻生区の人たちを中心に、これだけのイベントを作り上げられるのは本当にすごいと思いました。でも、手放しで喜んでいてもいいのかな、とふと思います。ヨーロッパでは一時のイベントではなく、日常的に普通に市民がいろんな文化的な催しに行くことができます。そうするためには何がちがうのか。市長がこのパーティのあいさつで「私はけちなので、お金を余りだしませんが、こんなに立派に文化が発展している」といいました。ここに違いがあるのでは?

 

CIMG4393

市民委員会の所管に子ども本部が入って、子ども、子育てに関する問題を全部扱うようになりました、保育園に入りたいのに入れないお子さんが2000人を越える川崎市。次々と保育園を作らなければなりません。土地がなく、今日うかがった中原区の新しい保育園は、もともと消防署の出張所があったところでした。消防署をなくしてしまうことには反対がありましたが、「子どものためなら」と地元の方たちも受け入れてくださったそうです。保育園がないということは、本当にたいへんです。私も経験があります。この保育園が、川崎の子どもたちの健やかな成長の一助になればという思いを込めて、乾杯の音頭を取らせていただきました。

これからたくさんの問題を議論し、市政をチェックしていきます。光る目を持つ委員長でありたいと思っています。