国会に私たちの声を
先の衆議院選挙で当選した日本共産党のはたの君枝衆院議員と、さっそく地元の皆さんの声を聞きにうかがいました。小選挙区で頑張ったほりぐち望さんもいっしょです。それぞれ、わずか15分程度の懇談でしたが、とても有意義なお話を聞くことができました。
志位委員長やはたのさんを推薦してくださった多摩建友会の手塚会長を訪問。建友会は多摩区内の中小の土木や造園業者の皆さんの団体ですが、公共工事が主な仕事なので、予算が削られればもろに会社の経営に影響が出ます。身近な公共事業を減らさないでほしい。予算を引き上げてほしいと切実な思いを私たちも市議会で繰り返し取り上げていますが、会長は「国土交通省が発行する資材の単価表の価格が低すぎるのに、これを基に市の予定価格が計算されるため、ほとんどの発注工事が赤字になる」「市は国が決めていますから、と取り合わない」と訴えます。「もっと国は現場のたいへんさを見てほしい」という話に、はたの議員は「さっそく調査します」。
川崎河川漁業協同組合の井口文夫組合長は、さっそくコピーを取出し、「川に放置されているプレジャーボートの撤去を強化する河川法施行令の改正に乗じて、我々の漁船も動かせと言っている。漁港がない多摩川でどこにおけというのか」と、河川法の問題が出されました。また、東京湾ではアサリやハマグリの密漁も頻発しており、県を超えた対応が必要だとのこと。はたの議員は「そういう問題が起きているとは。今回の選挙で東京も千葉も議員が増えたので、さっそく相談します」と述べると、井口組合長は「共産党はすぐ動いてくれるのでありがたい。ぜひがんばってほしい」と激励されました。
私たち市会議員は、いつも国政のひどさに対抗できずに悔しい思いをしていますが、こうして国会議員と連携して国政に直接市民の声を届けていくことができれば、もっといろんなことができるのではないか、と実感しました。増えた議席でしっかり市民の声を国会に届けますね。