井口まみ
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「大沢昌助展」に行きました

IMG_5602[1]はたの君枝衆議院議員と銀座に絵を観に行ってきました。「大沢昌助展」。そう、あの旧国立競技場の壁画の作者です。保存のためにがんばっておられる孫の昌史さんからご招待いただいたので、「いっしょに行きましょうよ」と待ち合わせて行ってきました。昌史さんにも時間を合わせていただき、とても楽しい時間を過ごしました。

IMG_5599[1]昌助さんが1997年に93歳で亡くなってからも、息子の泰夫さん(初めてお会いできました)、孫の昌史さんを始め、昌助さんを慕う人たちがこうして個展を開いています。このみゆき画廊というのも昌助さんゆかりの由緒ある画廊だそうです(ビルの解体でもうすぐ閉店だそうですが)。あの、国立競技場の壁画の下絵も50数年ぶりに発見され、今回展示されていました。私たちがいる間だけでもたくさんの方が見に来られ、すごい人だったんだなあと改めて実感しました。

IMG_5596[1]1980年代の作品というのですから、70代になってからの大きな作品が正面にどーんと2枚。その色の鮮やかさ、のびのびと動くような白い線。躍動感を感じます。その前で写真を撮らせていただきました。

いろいろ話していたら、大沢昌助さんの奥さま、昌史さんのおばあさんは北村季晴という、わが長野県民なら知らない人はいない県歌「信濃の国」の作曲者の娘だということがわかり、私は一気に親近感アップでした。

あらためて、こんなすごい芸術家の渾身の作品を、国は廃棄しようとしていたのかと、なんとひどいことだと思い、ますます「絶対に残そう」と決意しました。