野外パーティーは大盛況でした
第45回野外パーティーは4000人の参加で大成功しました。雨が心配でしたが予報は夕方まで降らないということだったので、もう大丈夫。この45年間で雨で中止したのは1回だけ。ジンクスは続きます。
企画はいつももりだくさんです。子どもたちのお目当てはミニ牧場とポニー。今年はバザーに人だかりができました。模擬店は30店舗を数え、その場でつくモチや焼きそばは定番。そばにうどんにケバブに味噌おでん。フライドスイートポテトに焼き鳥。朝どれ野菜に全国の地酒、障がい者がつくった野菜やわたあめ、来年の格安カレンダーに、マッサージも!ああ。もう上げきれない。私も全部回りきれませんでした。それらがほとんど1時過ぎには売り切れてしまったのです。私はお昼も食べ損ねました。そんな模擬店のなかで「戦争法を許さない!多摩区実行委員会」が、署名を食べ物屋さんの熱気に負けない勢いで集めていました。
多摩消防署から地震体験車に来てもらっています。今年は署長さんが「ぜひ皆さんで体験を」と訴えてくださいました。
舞台では、次々と多彩なプログラムが進行します。朝いちに太鼓の演奏で幕を開け、最初は初登場のキッズダンス。いやあ、すごい踊りでした。私の大好きなロックバンド「ソウルブラザーズ」のなんといっても「廃炉!」は最高です。
元演歌歌手の坂口いくみさんは自分の想いも織り交ぜながら懐かしい歌を歌います。来ていた方が「坂口さんは歌もうまいが、自分の心がこもっているからジーンとする」とつぶやきながら聞き惚れていました。
和太鼓の演奏が始まると、子どもたちが駆け寄ってきます。ひとみ座の人形劇には、食い入るように見入るこどもたち。
圧巻は深月ユリアさんのベリーダンスです。昼からどんどん気温が下がって底冷えがしてきましたが、なんのその。観客の中に入って踊りまわるオーラがすごい。6年生バンドの社会を風刺した歌に手拍子がわきおこり、最後まで熱気いっぱいでした。
近くのゲートボール場ではゲートボール大会も共催しています。こちらも熱戦が繰り広げられていました。
昼には主催者のあいさつで、私たち市会議員だけでなく、川崎市唯一の共産党の県会議員の君嶋ちか子さんもあいさつ。来賓に多摩区老人クラブ連合会長の藤原司さんがお越しいただいたのはうれしいことでした。川崎北合同法律事務所の林弁護士が力強く「戦争法を廃止しましょう」と訴え、参議院神奈川選挙区のあさか由香さんの「子供たちの命を守るためにご一緒に安倍政治を終わらせましょう」という訴えは胸を打ちました。
45年前、川崎市に初めて革新市政が誕生し、そのお祝いをしようとしたけれど場所がなくて、やむなく野外でやったことから始まった「野外パーティー」。気軽に地域で1日楽しめて、明日の政治も語り合うことができる、いい日でした。