井口まみ
井口まみ井口まみ

参議院選の結果は未来への希望

このひと月、ホームページを更新しなかったことに今頃気づいています。議会の報告はしなくちゃと、書き溜めていたものをとりあえずアップしましたが、やっぱり日本の針路を決定づけると思っていた選挙。おりしも夏の日差しになった毎日、ひとりでもおおくのかたに政策をと、出歩いていました。

結果は自民・公明の与党勢力が過半数を得、世論調査でどんどんとふえていく「改憲すべきではない」という声はどこにいってしまったんだろうと思うような結果になりました。あんなに頑張っていたあさか由香さんを当選させることもできず、本当に残念です。あれほどたくさん寄せていただいた「いい政治にしてね」という期待の声に議席を取るということでこたえることができなかったことに、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でも、今度の選挙は本当に歴史的でした。まだ萌芽だけれど、とりわけあたらしい政治を作る第1歩として次につながるとおもったのが、野党共闘です。最初から安倍首相が目の敵にして、さんざん批判されていましたが、市民の願いが切実な沖縄や東北で野党が完勝しました。動けば政治は変わるという第1歩になったと思います。実は共産党の比例代表の得票数は、11議席獲得した3年前の参院選よりも多いのです。多摩区も同様です。しっかり選んでくださった市民の皆さんはたくさん、たくさんおられたことを実感しています。

多摩区では比例でも選挙区でも共産党が第3位でした。市議選で寄せられた市民の思いが国政でも寄せていただいたのだと痛感しています。選挙期間になると宣伝カーもハンドマイクも使えないという制約の中でしたが、私はずっと訴えていました。「議員の仕事は、国民市民の皆さんの思いを政治に届けることであり、わいろをもらったり中国服を買ったりすることではありません。日本共産党はしがらみなくまっすぐ議会に届けます」。さあ、またがんばります。