井口まみ
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予算学習会を開催しました

DSC_0273日本共産党川崎市議団は毎年、市の予算が発表され、それを分析して代表質問を書き上げたときに、市民向けに「予算学習会」を開催しています。

市議団長が予算の特徴を説明したあと、市民の皆さんから自分の関心のある問題についてどんな質問もうけ、担当する議員がそれにこたえるという形式で、実はけっこう緊張して参加しています。議員全員が市の施策を網羅して担当を持ち、各団体との懇談や予算要望書や年4回の代表質問の原稿を書くなかで、複雑な制度も勉強しながら身につけているからこそできることです。私はおもに障がい者の担当。さあ、どんな質問が出されるか。

市古団長の説明は、川崎は過去最高の市民税収入を市民の福祉のためには使わず、大規模開発につぎ込んでいること、市民には財政が厳しいと見せかけるために余分な積み立てをしてから、その積立金を借入金として財政に入れていることを解明。子どもの医療費助成は近隣の政令都市、県内市町村の中で最も遅れた自治体のひとつになったことや、特養ホームの待機率が精励しワーストトップであることを紹介し、市民の暮らしを守る政治への転換をもとめていく決意を述べました。

DSC_0282会場から、農地や緑地の保全を求める意見や、大規模開発の詳細への質問、介護保険料の値上げに関する質問などが出され、障がい者問題も切実な意見がだされました。私からグループホームの補助金が増えたことなどいくつかの前進があったことを紹介し、切実な要望を粘り強く取り組んでいくとこたえました。

日常の生活のなかで市の予算を勉強する機会はなかなかありません。平日の夜だったので、出られない方も多かったことと思います。地域でもやりましょう。