地域教育会議の「教育を語るつどい」でした
川崎市は子どもたちを地域で育てあうとして、「地域教育会議」を中学校区ごとに作っています。私は菅中学校区の地域教育会議に民生委員として参加しています。で、今日はこの地域教育会議が毎年主催する「教育を語るつどい」。今年は映画会です。
「ぼくと駄菓子のいえ」。大阪の富田林市で駄菓子屋さんを営む松本明美さんと家族が、集まってくるさまざまな事情を抱えた子どもたちと関わる姿を描いた作品です。高校を中退してしまった青年の就職を心配する明美さん。なかなか独り立ちできない青年たち。母親の顔も知らず、父親とも顔を合わせない青年は、寂しくて仕方ないと、駄菓子屋に足を向けます。
私たちの街の片隅にもこうした子どもたちがいるのではないか、誰か話ができる人はいるのだろうか、と思いは自分の地域へと飛んでいきます。地域教育会議にふさわしい映画でした。