市長に二つの要望書を手渡しました
11月29日、日本共産党川崎市会議員団全員で、福田紀彦市長に二つの要望書を手渡しました。
ひとつは来年度予算案に対する「予算要望書」です。何項目あるのかもう数えられませんが、毎年厚くなる要望書。8月、合宿で1項目ずつちゃんと議論して作り上げたものを、しっかり手渡しました。
もうひとつは市民アンケートのまとめです。数字を全部まとめるとともに、自由記述を全部収録しました。ここに、市民の願いがずっしりとつまっています。半数の方が「暮らしが苦しくなった」と回答。「医療」「介護」「子育て支援」が3大要求でした。市長はアンケートを「しっかり読ませていただきます」とこたえました。
市古てるみ団長は、「この機会ですから」と、「カジノは誘致するつもりなのですか」と切り出しました。市長は「国に聞かれたので、情報をとっていく程度の認識で『検討中』とこたえたが、庁内で検討したことはない」といいながら「何をするにも羽田空港にいちばん近いという地の利は最高ですから、いろいろ検討する余地はある」とこたえました。なるほど、150万人の市民にはお金がないといいながら、臨海部では何でもできると思っているのだな、と思わせるやり取りでした。
この市長の本質を明らかにする日本共産党の代表質問は6日です。片柳議員ががんばります。