井口まみ
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登戸郵便局が業務停止に!解決はしましたが

4月17日から、23日まで1週間、川崎市の多摩区では、郵便物が集荷も配達もされませんでした。局内で2度にわたってコロナに感染した職員が出て、すべての業務が停止したからでした。報道によると23万通の郵便物が局内で配達されずにとどまっているそうです。

私が配達していないと知ったのは、4月21日の深夜。ツイッターで教えてくれた方がいて、自分の不明を嘆きつつ、翌日の朝から、いったいいつ再開するのか、聞きまくりました。問い合わせ先のお客様サービスセンターに電話するも、再開は全くわからないという返事。たぶん保健所が指導しているだろうと思いますが、いま、保健所はとてもたいへんなので直接問い合わせができず、間接的に聞くも、なかなか返事はこない。ついに畑野君枝衆院議員に日本郵政株式会社に問い合わせてもらうと、「保健所の許可が出るまで再開できない。見通しがない。ほかのところでも発生しており、数日から2週間かかる」とのことでした。

結果的には23日で停止が解除され、24日から配達も再開になったと、23日の深夜、川崎市が発表しました。書き留めや速達から配達を始めるので、全部が届くのはかなり時間がかかるということです。

新型コロナウイルスの感染者が出たら、消毒をしたり濃厚接触者は自宅待機になったりするのは当然で、やむを得ないのですが、郵便も止まったら困る公共サービスです。危機管理をしっかりしてもらいたいと思うのです。

報道やお知らせがなかったことも問題です。この4月に転職し、新しい保険証を4月20日に都内から書留で送ったのに本人に届かないということも起きました。窓口で登戸管内には送れないと教えてくれれば、違う局留めにするとかできたはずです。このような問題がさまざま起きているのではないでしょうか。

これは、多摩区だけの問題ではないと思ったので、改めて畑野衆議院議員に、しっかり対処してもらうようお願いしました。畑野議員はさっそくその要望を日本郵政に伝えてくれたそうです。

まわりの局からバックアップできないかとも思ったけれど、職員減らしは郵政も例外ではなく、これまでの付けが回ってきたという感じもします。いろんなことが絡まっている今回の事件でした。