感染者が一万人をこえ、オリンピックは
スポーツ観戦はどんな種目も大好きです(格闘技は痛そうで苦手ですが)。世界最高峰の技が一堂に会するオリンピックが、平和と安定の中で開催されるなら、私はテレビにかじりついているでしょう。
昨日は全国で感染者が一万人をこえ、川崎市もついに400人を超え、減る要素がないと言います。「オリンピックやってるんだから、大丈夫」という楽観バイアスを政府が振り撒き、本当に大変なことになっているという危機感を国民は共有できていない。しんぶん赤旗は必死にそのことを伝えています。選手もがんばればがんばるほど、この政府の間違ったメッセージの加担になってしまう。それはあまりにもむごいと思います。
今もっとも強力なメッセージは「オリンピックを中止します。感染拡大の歯止めに全力をあげるからです」ということではないでしょうか。それほどのことなんだと国民に伝えなければならない。私たちもそう受け止めなければならない。選手の皆さんも理解してくれるはずです。全ての国民の、私たちのすぐ隣で感染が爆発しているのですから。