川崎市議会で一般質問。5つの課題を取り上げました
川崎市議会は、一般質問は希望する全議員が約30分ずつできるので、4日間10時から6時ごろまで、毎日15人くらいずつ質問します。今日12月20日は私の番。経験的にはだいたい収まる文字数で原稿は作ったのですが、議場内で写真などを映し出すことができるようになり、その操作にあたふたしてしまい、時間内に収まらないかも!と、ただでさえ早口なのに、がーっと質問したら、最後に5分も余ってしまった。質問時間を残すのはいやなので、市長に向かって原稿にない意見を述べたら、それはそれでぐちゃぐちゃに。ああ、自己嫌悪。
とにかく取り上げたのは以下の課題。
①JR稲田堤駅の橋上駅舎化工事で仮改札口ができましたが、使い勝手は悪いし、狭くて危険、とたくさんの方から要望をいただき、それを一つ一つ取り上げました。いくつかは要望が実現しますが、最大の問題の混雑緩和ができない。引き続き頑張ります。
②小田急線の開かずの踏切対策。生田駅の横と読売ランド前駅の真横の安全対策が、何も手が付かない。これも引き続き小田急にも要望していきます。
③私道舗装助成金制度はひどい話です。わずか10メートルの舗装の助成金を申請するのに、その私道につながるすべての私道の所有者の承諾書を求められ、1軒でも所有者がわからない土地があると申請できないという。半年前にも議会で指摘されていたのに規則改正に手がついていないことを指摘し、局長は改正作業を進めると約束しました。
④障がい者施設の設置の推進。多摩区に作るといわれながら進まないので、促進を求めました。
そして⑤少子化対策。
市長に、川崎市ではなぜ少子化が必要か、と聞いたのですが、国の「少子化社会対策大綱」の言葉を引用して答弁するんですね。それは川崎市民の切実な声に寄り添っていないから、一般論しか言わなんだな、と思っています。その証拠に、医療費の無料化だけでなく、少子化対策に有効な施策をまったくやらない。そこで具体的に保育料の引き下げ、無認可保育園と幼稚園の保育料の補助の増額、給食の無償化を具体的に求めました。
というわけで、30分にあと3分を残し終わりました。でもやっぱりゆっくりやったら間に合わなかったな。何年やってもぴったり終わらないです。