井口まみ
井口まみ井口まみ

川崎市もついに!小児医療費無料化中学卒業まで!所得制限もなし!市民の声が政治を動かした

IMG_82799月13日、川崎市議会で行った共産党の代表質問。後藤まさみ議員への答弁で市長は「小児医療費助成について、小6までから中学卒業まで延長する」「所得制限は撤廃する」「来年度中に実施する」と明言しました。さらに、入院医療費を窓口で一度支払ってあとで返してもらう償還払いもなくし、窓口無料化。ただ一部負担金は残すと。

議会報告200908長い道のりでした。私たちが中学卒業までを求めたのは、2009年。13年前でした。当時はまだ小学校就学前までしか無料でなかったときに、東京都は中学卒業まで、所得制限なし、を実現していたのです。写真の議会報告は、2009年8月号。所得制限は、川崎市が導入したのは1996年。何と26年間、撤廃を求め続けてきました。介護録を調べたら、ほぼ毎年、ほぼ毎議会、求め続けていました。

まわりの市町村が全部中学卒業までになり、5割は高校生まで無料になり、4割が所得制限もなく、ようやく市長は「市民からの要望が強かったので、国がやるのを待たずにやることにした」と言いました。

今の議会に提出されている署名はすでに1万を超え、続々と集まっています。たまたま議員団に昨夜来たメールは「所得制限を何としてもなくしてほしい」というものでした。「息子が慢性疾患で毎月多額の薬代がかかる。所得制限をちょっと超えただけで補助が受けられない」と悲鳴のようなメールでした。この声が、市民の声が市長を動かしたと、つくづく思います。