女性と子どものための支援
新日本婦人の会多摩支部は「ホットスペース」という、無料で食料などを渡したりする女性への支援活動を続けています。今月は夏休みで、生活に困っているだけでなく、遊び場にも困る子どもたちも支援しようと、こんなイベントをやりました。私は生活相談を担当するということで、スタンバイしました。
町会会館の入り口に出したヨーヨー釣りやラムネに釣られて親子連れがやってきます。イベントの趣旨に賛同した農民団体から寄せられた15キロものタマネギやジャガイモに「助かります〜」の声。何回かホットスペースを利用しているという若い女性は友だちを連れて生理用品や日用品を「ほんとにありがたい」と言いながら袋に詰めています。「安い給料でこの物価高騰では、家賃と光熱費で終わってしまう」と嘆いていました。聞くと川崎市の市民税の減免に該当しそうなので、資料を渡すことにしました。
今年5月、喘息の発作に襲われたというママさんは「医療費助成がなくなったら本当に困る」という訴えもありました。こうした声で動く政治にしたいものだとつくづく思います。そもそも、ホットスペースなるイベントが必要でなくなるべきなのです。