視察２日目は堺市です
堺市での視察報告です。
子育て中の女性で、働きたいけれどどうしたらいいかわからない、そんな職場があるのか、育休から復帰するのが不安、という人たちをターゲットに、サークル活動から就労支援に繋げたり、企業に対して働きやすい職場にするコンサルタントを行うという、面白い事業を聞きました。女性への支援は思いつくと思いますが、企業に数回のアドバイスをして、例えば人事の仕組みを変えるとか、臨海部の会社が子どもが熱を出した時に、タクシー出すようにさせるとか、それはなるほどと思います。国の交付金を使って、女性用のトイレや更衣室を整備する補助金も。赤ちゃんを連れて参加しやすいサークル活動を通じて、よく声を集めていることが秘訣のようです。
午後は常設の防災センターを見せていただきました。川崎市は用地を確保していたものの、何十年も整備しないまま、ついに辞めてしまう方向です。堺市は17年の構想を経て昨年度完成。1年間で五万人近い利用者を数えています。震度7の揺れを体験し、消化器訓練もできます。常設だからこそ市民にいつも啓発ができることが大事だと実感です。
さあ、明日は予算案の説明があり、いよいよ3月議会の準備が始まります。うーん、気が抜けないなぁ。
