郷土・市民劇「百年への贈り物」を観ました
11日、川崎市制100周年を記念した郷土・市民劇「百年への贈り物」の初演を観ました。川崎市が100年前にできたのは、命の水=水道を求めてのことだったと描かれ、わが意を得たり!という思いでした。こんな見方をしたのは私くらいかな。
台風のたびに多摩川が氾濫し、そのたびに赤痢が流行って町民の命が奪われていく。どうしても近代水道を引いて綺麗な水を供給したいと川崎町長が、国からも県からも支援を受けられず、町が借金して、広大な埋立地に集まってきた企業からも寄付を募って、ついに完成したところに、関東大震災。水道は無事でしが、まわりの村や町が被害にあい、水道がどんなにありがたいか理解して…。
川崎の水道が市としての発展と一体だったことがわかります。この後の川崎の水道の発展もどこかで描いてもらいたいと思いました。自己水源の重要性も。
多摩区の二日間の公演で1200人が観たとのこと。来週は幸市民館です。たくさんの方が行かれることをお勧めします。
