井口まみ
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悲願の稲田堤駅の橋上化が完成しました

6月2日、ついにJR南武線稲田堤駅の橋上化が完成しました。まさに地元の悲願でした。もともと議会に請願が最初に上がったのが23年前。私が初当選する前でした。それからずっと住民運動があり、私も議会で取り上げて、数えてみたら代表質問や一般質問など11回。早く実現をという時から、工事中の安全対策など、ここまでいろんな課題があり、たくさんの方の声を取り上げてきました。

地元でお祝いしようと声が上がり、近くの農協の建物で完成記念式典が行われました。挨拶に立った市長も議長も町会長も、ここまで長かったこと、議員もみんなで求め続けたこと、地元も頑張ったことを述べました。まさにそういう実感だったのです。

挨拶の中で心に残ったことがあります。JR東日本支社長さんが「今は難しいと思えることでも、将来を見据えて必要なことは必要だと言われたことが今日を迎えることになった」と言われました。ああ、やっぱりJRは言われたからやったんだな。みんなで言い続けなければ実現しなかったんだなと、つくづく思いました。これから久地、中野島とまたれています。それもなかなか始まりません。言い続けることが必要だと、思いました。

式典で、多摩高校のギターアンサンブル部が古賀政男の「丘を越えて」を演奏しました。稲田堤は古賀政男氏が学生時代に、ヒット曲「丘を越えて」の原曲を作曲した場所であることから、それにちなんだものがいくつかあり、この曲を同部の演奏を録音して、駅の発車ベルにしています。初めて全体を通して聞きました。古賀政男を知らない若い人たちにも馴染みやすい曲になっていました。駅でわかるかなぁ。