井口まみ
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6月14日は「住まいは人権デー」。毎年集いがあるそうです

6月8日は練馬区光が丘。毎日知らないところをうろうろしてます。「2025住まいは人権デーの集い」に参加したのです。

国連「人間居住会議(ハビタット)が1996年6月14日に「適切な住居に住む権利を完全かつ前進的に実現することを宣言」したことを記念して、国民の住まいを守る全国連絡会などの住宅関係団体がこの日を「住まいは人権デー」として、毎年このころ集いを開催しているのだそうです。初めて参加したのですが、光が丘区民センターの講習室は60人も集まり、ぎっしりでした。

いま、23区内の新築マンションは平均で1億円をこえ、この人たちの年収の18倍。バブルの頃でさえ、7倍を超えてはいけないと言われていたそうです。ゼロ金利時代に借りた人たちは、今の金利の上昇がとても危険だと今朝のニュースでもやっていました。統計的に23区から、高い家賃では住めない子育て世帯が逃げているという報告でした。その中で子育て世帯だけに住宅の支援をしてもよいのかと問題提起がありました。

格差が異常なほど広がり、ほんの一握りの人はいいところに住めるけど、圧倒的な人々が住むことに苦労する国であっていいのか。どこに向かってどんな支援をするのか、政党に問われているという問いかけが重かった。川崎でも住宅に困っているあらゆる人を救済する仕組みを提案したいと思います。

都議選が近いこともあり、東京都の住宅政策、とりわけ今話題になっている「アフォーダブル住宅とは何か、各政党の住宅政策は」という報告がありました。このあと、光が丘のさまざま形態の団地の方や、高島平の団地の方の報告があり、そこに住んでいる方たちも多く参加されていたのですが、住まいの問題というのは、暮らしに直結し、政党の政策がストレートに自分の問題としてとらえられていると感じました。アフォーダブル住宅なるものは、都民の税金を莫大にかけて、その効果はほんの一握り、それよりも共産党や立憲の方がずっと効果があるという報告に拍手が起こりました。

冒頭の映画は面白かった。スティーブン スピルバーグの「ニューヨーク東8番街の奇跡」!再開発のために最後に残った一階はパブの古いアパート。地上げ屋に乱暴されても頑張ってしがみついている老夫婦や若者に、なんとUFO🛸が助けに来る‼️こんな奇跡、起こらないかなあ、とつぶやいてたら、主催者の坂庭国晴さんは「たたかっていれば奇跡は起こりますよ」。