井口まみ
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くらしの相談センターが「成年後見制度」の学習会を開催しました

8月最後の日、とんでもない猛暑の中、くらしの相談センターたまでは、「成年後見制度」についての学習会を開催しました。外に出歩いてはいけないとテレビで言っているのに、31人が参加され、小さい会場しか借りておらずにいっぱいになりました。

講師は川崎北合同法律事務所の畑谷嘉宏弁護士。いつも相談センターの法律相談でお世話になっている先生です。

ことの発端は、相談センターの会議で「もし自分が認知症になったら、あとの始末は誰にしてもらえばいいんだろう」という話題になったことからでした。いろんな場面が想定されますが、とりわけ、一人暮らしでだれも身寄りがいなかったら…。全く知識がないひとも、もう目の前で困っている人も誰でも納得してもらおうと畑谷先生にはイロハから申し込み方法まで語っていただきました。

成年後見人をつけてしまうと自由がなくなる、というのがイメージで、手続きも面倒、と思っていたのですが、この学習会でイメージはすっかり変わりました。「後見人」をつけるときは、自分が全く判断能力がなくなった時。医師が「支援がないと判断ができない」と診断したときは「保佐人」、一部の判断ができないときは「補助人」をつけるというのも初めて知りました。大きな財産や土地の管理が必要ない人でも、介護保険や医療などの契約はしなければならない。そういうときも後見人だというのも理解できました。4親等までの親族が申し込みができること、まだ判断ができるうちにいずれつけるべき後見人を先に指名するのが任意後見人、とか(ほんとにあってるのか?)。

質問も多岐にわたっていて、今その問題に直面している方の質問は本当に具体的でした。費用はいくらかかるのか、というのも切実でした。そもそもこんな暑い日にこんなに参加されていること、そして質問も具体的であることは、こうした高齢期を迎えた自分や家族の重要な問題なのだと改めて認識しました。これからも、こうした関心の高い問題を取り上げていきたいと思います。

具体的にお困りのことがありましたら、いつでも相談センターにお寄せください。

くらしの相談センター 多摩   044-949-6654