井口まみ
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小沢城址の緑を守る声、ひときわ

2008,01,19, Saturday

ここ数日、本当に寒い日が続いています。今日も冷たい北風が吹きぬけるなか、小沢城址の森のなかに、40名もの人が集まりました。川崎市が誇る自然遊歩道の第1号、特別緑地保全地区の小沢城址の北側斜面を、(株)よみうりランドが道路を建設するためにすっかり緑を切り払い、小沢城址そのものは無事ですが、尾根から向こうがスカスカになってしまって「悲しい」という声が上がったのが昨年の夏。切り払われたところが稲城市のため、稲城の人たちとも話し合い、稲城、川崎両市議会に「緑の復元を」と陳情を行ったところ、稲城市議会では趣旨採択、川崎市議会では採択という画期的な結果になったことから、その議会の報告会を現地、小沢城址で行ったのが、今日の集まりです。
2008,01,19, Saturday

工事現場にははいれませんが、ちょうど良く見渡せるところがありました。うっそうとした森だったところがこんなにきれいに整地されています。いったい何本の木が切り倒されたことか。議会の答弁では、なるべく緑地は復元されるということですが、こんなに切り開かれてしまっては、いったいどういう木を植えてどう復元するのか、これからの監視がとても大事だと思いました。
2008,01,19, Saturday 2

広場での報告集会のあと、みんなで尾根を散策し、緑のなかを歩く楽しさを満喫しました。寒くても歩けばほかほかとしてきます。さらに今後、(株)よみうりランドに直接交渉に行くことも決めました。緑は黙っていては守ることができません。手をこまねいているのではなく、たくさんの人と行動しなければ!