井口まみ
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水島コンビナートの公害の歴史を学びました

自治体学校in岡山。現地分科会で水島コンビナートに行きました。コンビナートにおけるカーボンニュートラルという川崎ならではの問題意識で参加したのですが、望外の出会いがありました。

おりしも喘息患者医療費助成制度をなくしたばかりで、公害根絶の歴史に汚点を残した川崎市にとって、他都市の取り組みは参考になるばかり。だいたい、私は水島のことをまったく知らなかった。裁判で同じ頃に勝ったところとしか知らず、どんな被害だったのか、どんなたたかいをしたのか、初めてうかがいました。

バスで山道を登り高台の展望台で、全景が見渡せます。山で三方を囲まれて、狭い入江に古くからの住宅がすぐそばにあって、ここで公害が起きたら、それはそれは甚大な被害になるだろうと誰でもわかる。山を降りて住宅のそばまで行くと、すぐ目の前に煙突が立っていて、ものすごい威圧感です。大気観測所を見せてもらいましたが、水島市内に24か所あるとのこと。川崎は15か所…。

四日市市は市が公害資料館を作りましたが、水島のある倉敷市はやらないので、みずしま財団が事務所をDIYで改造して、誰でも入れる資料館にしました。貴重な資料が並べられており、今でも新たな資料が寄せられています。

この研修プログラムはいくつかのコースがあり、海上から見るツアーもあるそうです。若い職員の方が、すごい知識で説明をしてくれました。とにかくこの歴史を後世に伝えなければならない。そうしないとまた繰り返される。それは戦争をしないと決めた憲法と同じ。その思いがひしひしと伝わります。私たちの思いとおんなじだ。

こういう取り組みは必要です。また川崎の人たちと来たいと思います。